Category Archive: ブログ

初任給手取りでどれくらい?

【初任給手取りでどれくらい?】

銀行員はいったいどれくらいの初任給、お給料をもらっているのでしょう。

お金を扱っているのだから初任給も高め、3年目くらいになればかなりもらえて、ベテランになればさぞかし多くの給与をもらい、豊かな生活を送っているのだろうと、こんなイメージがついてしまっているようです。

でも、実際にはこういう感じです。

実は、銀行員は、若いうちの給与は他の企業に比べてよくはなく、どちらかというと低めの金額での社会人スタートとなります。

 銀行員の最初の赴任地は、たいてい自宅から離れていることが多いので、ほとんどの場合、独身寮に入ることになります。
 そして、毎日遅い時間まで、時には休日も返上して仕事をするという生活なので、遊んだり飲みに行ったりする時間は、あまり取れません。
 独身寮なので、家具なども最低限で間に合いますから、インテリアにお金をかけるようなこともありません。
 そういうわけで、生活スタイルは質素なものになりがちです。
 
 ところが、10年ほどたって役職がつくと、急に給与がアップします。
 そのときに、昇給に合わせて生活レベルを上げるのではなく、生活レベルは以前のままで、余ったお金を運用に回す人が多い、というのが銀行員の特徴です。
 
 社会人スタートの時期を質素に過ごしたという経験は、その後もずっと影響を与えるようで、銀行員には収入が増えていっても浪費はあまりせずに、質素で堅実な生活を営む人が多いように思います。(以上、『銀行員だけが知っている お金を増やすしくみ(集英社)』より抜粋)
 

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分散投資の効果とリスクって?

【分散投資の効果とリスクって?】

分散投資の効果、銀行員や証券マンから勧められますよね。

もしかすると、
一つのカゴにすべての卵を盛るな
という言葉を聞いたこともおありかもしれません。

分散投資を勧めるのは、一つの金融商品に自分の財産のすべてをかけてしまうと、失敗したとき損失が大きいですよ、という警告。
しかし、今の時代はその分散投資が効果的というよりも、リスクを負ってしまうかもしれない状況が浮き彫りとなっているのです。

日本の株式に10万円
 中国の株式に10万円
 アメリカの国債に10万円
 ブラジルの外貨預金にも……

 
 などというふうに、さまざまな資産に分割して投資しましょう、というものです。
 その理由は、一つの資産の運用成績が悪くても、他の運用成績の好調な資産がその損失分を補ってくれるから、という論理です。

 これは、金融の世界で、長きにわたって有力だと言われてきた考え方です。
 日本の景気と他の国の景気には関連性があり、先進国である日本がダメなときは途上国がブラジルがいい、というような反相関の関係にあるとされていたからです。
 また、株が悪いときには債券がいい、株がいいときには債権が悪くなるとも言われてきました。

 ところが、この理屈がまったく通用しない事態が発生しました。
 そうです。みなさんもご存じの、「リーマン・ショック」です。
 今も記憶に新しい、「世界同時株安」が起ってしまったのです。
 全部が一斉に、ドーンと下がってしまいました。それだけ金融マーケットが世界的に一体化してきているということです。(以上、『銀行員だけが知っている お金を増やすしくみ(集英社)』より抜粋)』
 


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不動産の資産価値

【不動産の資産価値】

不動産を取得するということは、なんとなく大変そう、多額の借金をつくりそう、というイメージがあるのではないでしょうか。

さらには、投資目的だけで、会社員なのにローンを組んでまで取得する意味があるのかどうか、という疑問を持つ人もいるかもしれません。

さて、銀行員、商社マンなど、なぜサラリーマンで大家さんになれるのか。それは転勤を余儀なくされるからです。せっかく買ったマイホームも、放っておくと傷みやすいこともありますが、せっかくなら人に貸そうということで、自然と大家になっていることが。

そこから見えてくる、不動産取得のメリットとは何でしょうか。

“株などの金融資産が、キャピタルゲイン(債券や株式など、資産の価格上昇による利益)を得るのに対し、不動産はキャピタルゲインだけではなく、インカムゲイン(資産を保有することで得られる利益)も得ることができます。しかもそのインカムゲインは、毎月の賃料収入として、現金で入ってきます。

 毎月の現金収入があるということは、給料に近い感覚です。これは非常に心強いです。これからの経済的に不安定な世の中においては、サラリーマンでも給与所得以外のお金の流れをつくっておくことはとても重要です。不動産投資は、サラリーマンでも実行可能なお金の流れをつくることができる「しくみ」なのです。(以上、『銀行員だけが知っている お金を増やすしくみ』(集英社)』より抜粋)”


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オフショアとは

【オフショアとは】

「オフショア投資」、「オフショア口座」といった言葉、どこかで聞いたことがあるかもしれませんね。

しかしながら、どんな特長があるのかを知っている人、しかも、実際に運用しているという人、となると、その数はかなり低くなるのではないでしょうか。

ここで述べているオフショア口座とは、特に、「Tax Haven」(租税回避地)という税制上の優遇も受けられる「金融特別区」にある銀行口座のこと。

ですが、オフショア口座のメリットは税に関するものだけではないのです。

“オフショアの口座のいちばんのメリットは、日本では購入できない、海外の金融商品を購入できるところです。

 日本の金融商品には手数料の高いものが多いので、メリットよりもリスクのほうが高い、と解説しましたが、海外には、高利回りのものがたくさんあります。
 
 一方、オフショア口座にはデメリットもあります。
 それは、残高に応じてかかる管理手数料です。
 たいていの銀行では、残高が既定の額以上あれば手数料はかかりませんが、残高が減って規定額を下回ると、口座維持のための管理手数料をとられてしまいます。

 具体的には、例えば、HSBCの場合だと、3つのクラスに分かれています。
 いちばん下のクラスの場合だと、日本円で十数万円の残高があれば維持費はかかりませんが、このクラスでは受けられるサービスも限定されています。
 一つ上のクラスになると、残高の規定額が数百万円となり、受けられるサービスの範囲は拡大します。(以上、『銀行だけが知っている お金を増やすしくみ(集英社)』より抜粋)”


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リサーチとは?

【リサーチとは?】

何か物事を始める前に調べることという意味で、リサーチって使いますよね。

銀行の仕事というのは、企業に融資をすることを業務としています。その関係上、融資前の「リサーチ」は非常に大切なものになっているのです。

しかしこれは、どんな業種でも成功に導くために必要なことではないでしょうか。

あなたは何かを始めようとしたときに、どのくらいのリサーチをかけますか?

面倒だから適当?
誰かの言うとおりにしていれば大丈夫……?

“銀行内部には、「与信情報」という融資審査を行うために参考にする、膨大な資料があります。そこに書かれているのは、例えば、過去の取引の履歴のすべて、財務情報、格付け情報、反社会勢力との関わり方などです。

 それらの情報を徹底的に調べて稟議書を欠く、というのが銀行員の日常です。
 なぜそんなに徹底的に調べるのか?
 その理由は、「未然に防げるリスクはとりたくないから」のひと言に尽きます。

 銀行は、企業に融資をすることを業務としています。銀行にとって、融資は貸し出した全額が予定通りに返却されて、はじめて完了となります。
 なので、その長い取引期間に万が一のことが起こって、貸し倒れになることがあっては困るのです。
 最悪の事態を想定して、そうなった場合でも、貸したお金は返ってくるようなリスクヘッジをとことん行います。
 そのためには、貸す前、つまり融資を実行する前の徹底的なリサーチが欠かせません。貸すことを決めるまでのリサーチが、融資という業務の90%、と言っても過言ではないのです。
 
 このような考え方は、個人で行う利殖の際にも活かされていて、銀行員は投資を行う前には、徹底的に、かつ慎重にリサーチします。(以上、『銀行員だけが知っている お金を増やすしくみ(集英社)』より抜粋)” 


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たった2日間で効率的に結果を出す方法

私の主催する不動産投資コミュニティ
インベスターズギルドでは会員さんから
会費として毎月3万円頂いています。

物件を購入していないのに、毎月3万円も
この会に払っていることは決して安くない出費なはずです。
当然、私もお金をもらっている以上、
結果を出して欲しいと真剣に思っています。

そのなかで、初心者が最も短期間に効率的に
結果を出せるメソッドと考えているのが
本を読むことでもなく、
セミナーに参加することでもなく、
大家さんの飲み会に参加することでもなく
【合宿】なのです。

「20代でも給料以上稼げる不動産投資術」でも書いていますが、
特に初心者が最初のブレークスルーを経験するのが
100時間の自己投資なのです。
しかも、インプットと同時にアウトプットをするのが
特に重要です。

それを同時に行えて、なおかつ、集中的に、経験者からのアドバイスを
シャワーのように浴びて、マインドも頭も成功者と同じにしてしまう。
それには、成功者と同じ空気を吸い、同じ時間をできるだけ共有するのが
最も、手っ取り早く、簡単な方法なのです。

ゼロから始めて、本気で6ヵ月で
結果を出そうと考えているのであれば、
何が何でも、この合宿に参加すべきです。
参加しない理由は他にないはずです。

自分の理想が明確になっているのに
いつまで、仕事や家庭を言い訳にして
先延ばしするつもりなのでしょうか?

奥さんや旦那さん、子供、
会社の上司や同僚には
不動産投資は本気でなかったと
嘘をつけるかもしれません。

自分にたいして本当に嘘をつけるのでしょうか?
そんな人生で悔いは残らないのでしょうか?

もう一度、なぜ不動産投資をやろうと思ったのか
理由を思い出してください。

今回は、前回以上さらにパワーアップしています。
物件見学は会員のJさんの物件を見に行きます。
現地の管理会社の話も聞きにいきます。
遠隔地でも問題なく賃貸管理をするのはどうしたらいいかの
答えが得られるはずです。

スペシャルゲストとして、
ゼロから始めて9ヵ月で物件を購入し、
今ではサラリーマンをセミリタイアして
自分のやりたいことだけを仕事にしている
Tさんにも参加してもらいます。

特に不動産投資をゼロからはじめる方には
必ず参加してください。
前回の合宿では、ゼロからはじめて合宿参加後、
3ヵ月で物件を購入できた
会員さんもいます。
効果は実証済みです。

今週まで、募集をします。

合宿の詳細は以下です。

【日時】:4月5日(土)~6日(日)

スケジュール予定:
・1日目
午前10時 千歳空港着
午前11時 札幌駅到着
午後12時 札幌昼食
午後12時 物件見学&セミナー開催
午後18時 夕食
午後20時 スペシャルナイト、ホテル泊

・2日目
午前10時 ホテル出発
午前11時 物件見学
午後12時 札幌昼食
午後13時~17時 自由時間~
午後17時 札幌夕食
午後19時 千歳発
午後20時 羽田着

【定員】:15名

【スタッフ】:長岐隆弘 アセットライフマネジメント株式会社代表取締役
       折笠 篤 インベスターズギルド コンサルタント
       ドンペリ大家 インベスターズギルド コンサルタント

■参加費

参加費は以下になります。

105,000円(税込)

合宿代には、航空機代、ホテル代、現地交通費(バス貸し切り)、
食事代(朝1回、昼2回、夜1回)を含みます。

申込は以下のフォームから行ってください。
http://asset-life.co.jp/seminar20140405-06/


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埋没費用と恋愛と映画

【埋没費用と恋愛と映画】

映画でも観ようか、とデートで映画館に行く人、多いですよね。恋愛の特に最初の頃の王道といってもいいこのデートコース。

さて、どうせならと思い、前売り券をローソンで買って観に行ったとしましょう。きっとこの監督、この配役なら面白いに違いないよ、と相手と相談して出かけました。

ところが、展開は思いがけない事態となります。映画が期待したほど面白くはなかったのです。
さて、どうしましょう……?

“経済学の鉄則のひとつに、
「すでに使った費用で、戻ってこないコストは、金額の多寡にかかわらず、今後の判断材料にはしない」
という考え方があります。
 これを「サンクコスト(埋没費用)」と呼びます。
 例えば、ある映画の予告を観て、面白そうだと思ったあなたは、前売りチケットを購入しました。一枚1300円でした。
 上映日になり、あなたはそのチケットを持って、張り切って映画館に出かけます。
 ところが、上映が始まって10分……。
「この映画は、私の好みではない。全然面白くなさそう。最後まで観るのがつらい」
と感じたとします。

 そんなときに、「でも、1300円がもったいないしなあ」と考えて、つまらないと思いながらも最後まで観たとしたら、それは経済学的には「損失」となります。

 何を「損失」したのでしょうか。
 それは、「つまらないと思いながら、ムダに過ごした2時間」です。
 ここでのサンクコストは、前売りチケット代の1300円です。
(以上、『銀行員だけが知っている お金を増やすしくみ(集英社)』より抜粋)”


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銀行員が必ず持っているオフショア口座

こんにちは、長岐です。
もう3月ですね。
まだ朝は寒いですが、少しずつあたたくなり春らしくなってきましたね。

突然ですが、私は4月に香港に行きます。
目的は、オフショア口座の更新手続きと、新たなオフショア投資を契約するためです。

実はこの「オフショア口座」というものは、政治家、官僚、保険会社の営業マン、
銀行員とマネーリテラシーの高い人はみんなこっそりやっているものなんです。

オフショアとは、元来、〝Off〞(離れて)の意味に〝Shore〞(沖)を合わせた言葉で、
「沖合」を意味します。つまり、海外という意味になります。

オフショア口座とは、広い意味では海外に所在している銀行にある口座のことを指し
ますが、その中でも特に「Tax Haven」(租税回避地)と呼ばれる、税制上の優遇を受
ける「金融特別区」にある銀行口座のことを言います。

例えば、バハマやケイマン諸島、イギリス領ヴァージン諸島などの名前は、耳にされ
たことがあるのではないでしょうか。
また、無税とまではいきませんが、日本と比べて税率がかなり優遇されている、香港
やシンガポールにある口座も、オフショア口座の一種と言われています。HSBC(香
港上海銀行)、シティバンク、スタンダードチャータード銀行、などが日本ではよく知
られています。

この中で、これからオフショア口座を始めようとする人にオススメなのが、
ネットバンクの使い方がやさしいHSBCです。
HSBCに口座を開設する方法に関しては、書
籍、ウェブサイトなども多数あるので、初心者でも、一通りの情報収集がしやすいでしょう。

オフショア口座のいちばんのメリットは、日本では購入できない、海外の金融商品を
購入できるところです。
日本の金融商品には手数料の高いものが多いので、メリットよりもリスクのほうが高
い、と解説しましたが、海外には、高利回りのものがたくさんあります。

一方、オフショア口座にはデメリットもあります。
それは、残高に応じてかかる管理手数料です。
たいていの銀行では、残高が規定の額以上あれば手数料はかかりませんが、残高が減
って規定額を下回ると、口座維持のための管理手数料をとられてしまいます。
具体的には、例えば、HSBCの場合だと、3つのクラスに分かれています。
いちばん下のクラスの場合だと、日本円で十数万円の残高があれば維持費はかかりま
せんが、このクラスでは受けられるサービスも限定されています。
一つ上のクラスになると、残高の規定額が数百万円となり、受けられるサービスの範
囲は拡大します。

最近では、このオフショア口座開設が大人気で、開設セミナーやツアーなども頻繁に
開かれています。
このようにオススメのオフショア口座ですが、維持費というランニングコストがかか
ることを忘れないでください。何のためにつくるのかの目的をしっかりと持ち、実際に
活用しないことには、コストだけがかかっていく、という事態に陥ってしまいます。
 オフショア口座は、しばらく使わないと、休眠口座としてロックされてしまうことも
あります。海外の口座なので、そのロックの解除手続きをするには、当然英語が必要に
なりますし、現地まで行かないと解除できないこともあるようです。

この辺の詳しい話を、専門の講師を招いて、勉強会を再度開催します。
先週末に1回目の勉強会を行いました。
15名以上集まり大盛況でした。

しかも、勉強会では具体的な方法も伝えます。
要するに、香港に行って申込みをする方法です。
ただ申し込みするだけではツマラナイので、
一緒に行って香港を体験しましょう!

アジア一の金融都市をこの目で確かめましょう!
そのあとは、世界一のカジノのあるマカオで投資家マインドを磨きましょう!
マカオは大人のディズニーランドです!

【日時】:2014年3月11日(火) 19:00-22:00
【場所】:喫茶室ルノアール 銀座6丁目店マイ・スペース 会議室5
    地図・アクセスはコチラ
    ⇒http://standard.navitime.biz/renoir/Spot.act?dnvSpt=S0107.43
【参加費】:会場費1000円+ドリンク代
※「銀行員だけが知っているお金を増やすしくみ」購入者は無料

詳細は勉強会で話しますので、予定が空いているあなたはいますぐ申し込みして下さい。
ご参加をご希望の方は以下の登録フォームから登録をお願い致します。

http://form.os7.biz/f/ddf7d44b/

写真は、先日参加した不動産オーナー懇親会の余興で
松田聖子のモノマネをするまねだ聖子です。


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価値観とは?価値感との違い

【価値観とは?価値感との違い】

価値観とは?と聞かれたとき、その意味をあなたならどう答えますか?

今、「カチカン」を「価値感」というように、本来の「観」ではなく「感」と書く若い人も増えているのだそうです。

英語に直してみるとわかりやすいでしょう。「価値観」のほうは「sense of values」、「価値感」のほうは、「feeling of value」というふうに掲載されていました。

「センス」と「フィーリング」。

「観」と「感」。

漢字の読み方は同じですが、意味はまったく違ってきます。
そして、ここに「お金を増やすしくみ」にも関係してくる大きなヒントが隠されている気がするのです。

“もちろん、本当に船に乗るのが大好きな人なら問題ないのですが、経営者がクルーザーを買う場合は、たいてい、「クルーザーを所有できるくらいの経済力があると思われたい」といった見栄や自己満足によるものでしょう。

 つまり、クルーザーは飛び抜けて感情価値の高いものだと言えます。
 誤解しないでほしいのですが、感情価値の高いものが悪い、と言っているのではありません。それを好む人も世の中にはたくさんいます。それはそれでいいのです。逆に衝動買いを誘うような広告や宣伝が街中にあふれ返っている中で、一般的な人が感情価値に左右されないで買い物をするのは、相当に難しいでしょう。
 ただ、これだけは覚えておいてください。
 銀行員は感情価値には左右されませんし、他人に勧められたからといって、衝動買いをするようなことは絶対にないのです。(以上、『銀行員だけが知っている お金を増やすしくみ(集英社)』より抜粋)”


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ポイントカードは必要か?

どんどん溜まる「ポイントカード」。

お財布のポケットに入れておくのはいいけれど、枚数が増えるごとにプックリ膨らんで「これが札束で膨らんでたら世話ないんだけどねー」。

そう言って笑い話にしている人もなかにはきっといらっしゃるのではないでしょうか。

そもそもこのポイントカードというサービス、誰にとってメリットが大きくあるのか、考えてみたことはおありでしょうか……?

ポイントカードは、その店でしか使えません(一つではないにしても、使える店は制限されています)。

 そこに行って買うことが、ポイントを貯めるためには必要になるのです。
 それって、「買い物の選択の自由を束縛されている」ことになりませんか?

 もちろん、本当に必要なものを買って、それでポイントがつくのならOKです。
 でも、そうならない場合もたくさんあるのではないでしょうか。

 例えば、
「あと200円分買ったら、ポイントが増えるから何か買おう!」
「今日はポイント3倍デーだから多めに買っちゃってもなんだかおトク!」
「ちょっと遠回りだけどポイントの使える店に行こう」
「せっかく来たから、何かついでに買おうかな……」
なんてことがおこります。

 これはまさに、第2章で述べた「機会損失」に当たります。思い出しましたか?
 ここで言う機会損失とは、ポイントカードに行動を縛られて、他の選択ができなかった、という損失です。

(以上、“銀行員だけが知っている お金を増やすしくみ(集英社)”より抜粋)


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