「良質情報」は「汗して探す」!
7月 19, 2014
ここで肝に銘じておいていただきたいのは、
「うまい話は、向こうからはやってこない」
ということです。
本当においしい話や儲かる話が、何も行動
をしていない人のもとに飛び込んでくるこ
とはまずありません。
ということで、とくに頼んでもいないのに
いきなり会社に電話をかけてきて、しつこ
く電話営業で物件を販売しようとする「投
資用の新築ワンルームマンション」には注
意してください。
基本的にこれは買ってはいけません。
一般的に新築で表面利回り6%程度の物件
を価格の90%以上のローンを借りて購入し
てしまえば毎月のキャッシュフローはほと
んど出ません。
場合によってはキャッシュフローがマイナ
スになります。
それを生命保険効果だとか節約効果だとか、
「30年後にローンが終わったら、家賃は全
部あなたのものですよ」などと言って販売
するわけですが、これは確実に儲からない
投資です。
バブルのときのように、マンションの価格
がどんどん値上がりするなら別ですが、今
の環境では十中八九損をします。
この投資用の新築ワンルームマンションを
最初に買ってしまって、あとで苦労をして
いる人(ドンペリ大家さんは軌道修正がで
きていますが)、最初の失敗を引きずって
しまってなかなか次の投資に進むことがで
きない人を何人も見てきていますので忠告
をしておきます。
きちんとキャッシュフローが出てあなたに
収入をもたらしてくれる物件を見つけるに
は、やはり自ら行動をする必要があるので
す。
さて、物件検索をして実際によさそうな物
件を見つけたとします。
次はその物件を取り扱っている不動産会社
に実際に問い合わせをして詳細資料を取り
寄せたり、現地や室内の見学をするという
ステップに進んでいきます。
その際は1社だけでなく何社にでもどんど
ん問い合わせをしてみましょう。
ここで
「不動産会社に問い合わせをすると、しつ
こく営業されるのではないか?」
と不安に思う方がいるかと思います。
確かにそういう可能性はゼロではないです
が、逆に不動産会社は買える客のなんかそ
うでないのか、品定めをしているところが
あります。
また営業マンは常に忙しいため、前述の新
築ワンルームマンションでもない限り、し
つこく営業されることはあまりありません。