オフショアとは

【オフショアとは】

「オフショア投資」、「オフショア口座」といった言葉、どこかで聞いたことがあるかもしれませんね。

しかしながら、どんな特長があるのかを知っている人、しかも、実際に運用しているという人、となると、その数はかなり低くなるのではないでしょうか。

ここで述べているオフショア口座とは、特に、「Tax Haven」(租税回避地)という税制上の優遇も受けられる「金融特別区」にある銀行口座のこと。

ですが、オフショア口座のメリットは税に関するものだけではないのです。

“オフショアの口座のいちばんのメリットは、日本では購入できない、海外の金融商品を購入できるところです。

 日本の金融商品には手数料の高いものが多いので、メリットよりもリスクのほうが高い、と解説しましたが、海外には、高利回りのものがたくさんあります。
 
 一方、オフショア口座にはデメリットもあります。
 それは、残高に応じてかかる管理手数料です。
 たいていの銀行では、残高が既定の額以上あれば手数料はかかりませんが、残高が減って規定額を下回ると、口座維持のための管理手数料をとられてしまいます。

 具体的には、例えば、HSBCの場合だと、3つのクラスに分かれています。
 いちばん下のクラスの場合だと、日本円で十数万円の残高があれば維持費はかかりませんが、このクラスでは受けられるサービスも限定されています。
 一つ上のクラスになると、残高の規定額が数百万円となり、受けられるサービスの範囲は拡大します。(以上、『銀行だけが知っている お金を増やすしくみ(集英社)』より抜粋)”


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