Category Archive: 不動産投資
法則を実行するとき・しないとき
6月 25, 2014
さて、ではここで「非常に酸っぱいレモン」
をかじっている場面をリアルに想像してみ
てください。
どうですか?
このイメージを鮮明に描けた人は、イメー
ジした瞬間に唾液が出ているはずです。
脳は、現実(実体験)とイメージの区別が
つかないといわれています。
そのため頭の中であなたが手に入れたいも
のを具体的にイメージすることによって、
すでに手に入れた実際の体験だと脳が判断
する可能性が高まります。
つまり、具体的にイメージすればするほど
あなたの目標が現実になりやすくなるので
す。
では
「なんのために不動産投資をはじめるか」
という根本的な部分を明確にイメージでき
たら、次に自分が現在置かれている状況を
よく分析してみてください。
紙に書き出すか、パソコンで一覧を作成し
ておくといいでしょう。
次のような項目について、自分自身の属性
・資産状況を含めた棚卸しをしてみるイメ
ージです。
□住所
□氏名
□電話番号
□メールアドレス
□生年月日
□勤務先
□勤務先の業種・資本金・従業員数
・定年年齢
□勤続年数
□部署・役職
□職種
□現在の住居の状況(持家か、賃貸か、親
と同居か。賃貸の場合は賃料)
□家族構成
□年収(過去3年分)
□保有不動産
□金融資産
(預貯金・有価証券・投資信託等)
□加入保険
(解約返戻金の金額も含む)
□既存借入
□保有資格
□学歴
□親の職業・資産
成功哲学って何?それは・・・
6月 24, 2014
ステップ2 <目標設定>
なぜ不動産投資をはじめるのか
考えてみよう
「メンタルブロック」が外れてきたら、
「なぜ」あなたは不動産投資をはじめよう
としているのかを考えてみてください。
「お金がもっと欲しい」
「もっとお金を稼ぎたい」
「会社の給料だけに頼っていては、将来が
不安だから安定的な副収入が欲しい」
「銀行に預金していても、利子が低くて
お金が増えないから」
など、いろいろな理由があると思います。
これを表面的なことだけでなく、もっと具
体的に掘り下げてみましょう。
「もっとお金を稼ぎたい」
というだけではなく、金額と期限、つまり
「具体的にいくらのお金を、
いつまでに稼げるようになりたい」
のかをイメージします。
そしてさらに
「そのお金が手に入る状態になったとき、
それによってあなたは、
何が得られるのか」
を考えてみてください。
「それによって豊かな暮らしができる」
と思ったら、
「豊かな暮らしができるようになったら、
それによってあなたは何が得られるのか」
を、さらに掘り下げてみてください。
そうやって、深く深く掘り下げていくと、
もしかするとあなたの本当に欲しいもの
は
「家族の笑顔」
かもしれません。
そうしたら、「家族の笑顔」を手に入れ
たときの状態を、五感をフル活用してイメ
ージしてみるのです。
「誰と一緒にいる?」
「何が見える?」
「何が聞こえる?」
「どんな匂いがする?」
といった感じで、その状態がありありと映
像で浮かんでくるくらいに、鮮明に思い浮
かべるのです。
メンタルブロック解除・方法はこれ
6月 23, 2014
本書を手にされた方は、少なくとも現状を
変えようという思いを持って、たとえ小さ
くても行動をはじめた方だと思います。
そこで、より確実にメンタルブロックを外
して行動を継続するために、ひとつ提案が
あります。
これはちょっとしたことなのですが、日常
生活のなかで、
「できなかった」ことに焦点をあてるので
はなく、
「できた」ことに焦点をあてる
機会を増やす
という習慣です。
最初は、ご家族や友人などに協力してもら
って、ペアになって行うのがいいと思いま
す。
まず聞き手の人は、最初に
「この1週間で、
あなたは何ができましたか?」
と聞いて、スタートしてください。
もう一人はできた報告だけをします。
この1週間や昨日1日など期間を区切って、
そのあいだに「できた」ことを思い出して、
それを話し続けてください。
「○○ができました」
「○○もできました」
という感じです。
聞き手の人は
「○○ができたんですね。
ほかに何ができましたか?」
と、ひたすら相手の「できた」ことを聞い
てあげてください。
時間は一人1分くらいがいいでしょう。
1分たったら、交代してください。
「犬と毎日、散歩に行けました」
「仕事で契約を取ることができました」
「昨日、映画を観に行くことができました」
など、なんでもかまいません。
最初のうちは意外と「できた」ことがなか
なか出てこなくて、1分が長く感じられる
人も多いと思います。
しかし、これを定期的にやっていくうちに
「できた」
ことがすんなりと出てくるようになるはず。
「できた」が習慣となるのです。
これは「できなかった」ことから「できた」
ことに焦点をシフトさせるトレーニングな
のです。
その結果、あなたは「できる」ようになり
ます。
次第に「無理だ、できない」とあきらめる
ことはなくなるはずです!
お金がないから諦める?
6月 22, 2014
ステップ1
<メンタルブロックを解除する>
あなたは
“サーカスの象”になっていませんか?
「鎖」につながれた“サーカスの象”の話
をどこかで聞いたことがあると思います。
象は体長6~7.5m、体重約10トンで走力は
最高時速40km。あらゆる肉食獣よりもはる
かに大きく、動物界でも最強といわれるい
るのにもかかわらず、サーカスの象は出番
以外のあいだはいつもおとなしく小さな杭
に足を鎖でつながれているだけです。
杭を引き抜いて逃げるのはいとも簡単なの
に、決して逃げようとはしないのです。
それはなぜでしょうか?
サーカスの象は、子象のときから足を「鎖」
で地面に深く打ち込まれた杭につながれて
います。
もちろんそれは、逃げ出せないようにする
ためです。
「鎖」を引きちぎって逃げようとするので
すが、まだ力の弱い子象にとっては、その
杭はあまりにも大きいのです。
そのうちにとうとう子象は自分の無力さを
認めて、あきらめて引っ張ることをやめて
しまいます。
子象のころに「自分にはどうせ無理だ!」
という固定観念、思い込みが定着してしま
った象は、大きくなってもその「できない」
という固定観念のために、本当であれば簡
単に引き抜くことができる「鎖」で杭につ
ながれたまま、逃げようともしなくなって
しまうのです。
あなたにも
「どうせ私にはできるはずがない」
と、挑戦をする前にあきらめてしまってい
ることってありませんか?
……そう、それこそが
「メンタルブロック」
なのです。
不動産投資と聞いただけで、
「お金がたくさん必要だ」
「年収が高くないとできない」
「資産家やお金持ちの投資なので、
自分には縁がない」
と思ってしまっていませんか?
イメージだけで実際に挑戦する前にあきら
めてしまっては、何もはじまりません。
不動産投資で成功するための最初の大きな
関門は、この
「自分にはできない」
を
「自分にはできる」
に変えて、行動を起こせるかどうかにかか
っています。
いったい、どこの誰が
「できない」
と決めたのでしょうか?
誰が決めたものでもなく、自分で自分を過
小評価してしまう……
そんな人は、まずはそういたメンタルブロ
ックを解き放って、
「できる」
と信じる必要があるのです。
不動産投資は難しい?…と思っているあなたへ
6月 21, 2014
もちろんこの「時間のレバレッジ」の恩恵
は、年齢問わずに享受することができます
が、20代であれば、より多くの成果につな
がると考えています。
このメリットを6人は理解したからこそ、
不動産投資の一歩を踏み出せたのです。
以上が今回の20代の投資家たちへのインタ
ビューから導きだされた“20代でも不動産
投資で成功する秘訣”です。
この7つの法則はインベスターズギルドの
ノウハウそのものともいえます。
これらは20代の若者が必ずぶつかる「壁」
を乗り越えるための指針となるものです。
また同時にこの法則は、不動産投資をこれ
からはじめてみたいと思っているすべての
世代にとっても羅針盤になるはずです。
次章では、この法則に基づいたインベスタ
ーズギルドの「コアメソッド」である
“8つのステップ”
を紹介していきます。
<あなたも夢の不動産投資家になれる>
【 8つのステップ 】
不動産投資コンサルタントの星龍一朗です。
私は24年間、不動産ビジネスに従事し、累
計500億円以上の不動産投資運用に携わる
ほか、1000件以上の不動産売買取引に関わ
るなどしてきました。
そのなかで、不動産業界の「表」と「裏」、
不動産投資の「すごさ」と「怖さ」、そし
て数多くの「不動産投資で成功する人」と
「失敗する人」を見てきました。
ここ最近はとくに、インベスターズギルド
の会員をはじめとする個人不動産投資家さ
んとの交流のなかで、不動産投資に対する
熱が盛り上がっているのをひしひしと感じ
ています。
しかし、不動産会社の言いなりになってた
だやみくもに投資用不動産を購入し、その
後もまかせっきりというやり方では、成功
はおぼつきません。
そこでインベスターズギルドでは、まだま
だ不透明な業界体質のなかで、業界側の論
理ではなく個人の不動産投資家側の目線に
立って、不動産投資をはじめるにあたり
「何からやればいいのか」
「どういう準備をしたらいいのか」
ということを
“8つのステップ”
にまとめました。
これは第3章で見てきた成功法則をあなた
の習慣にするためのステップです。
まずは小さくてもいいので第一歩を踏み出
して、ステップを重ねていきましょう。
その先には、今までとは違う世界が必ず待
っているはずです。
良い借金 悪い借金の違いとは
6月 20, 2014
収益を生む不動産を買うために借金をする
ことは、不動産投資家にとってはレバレッ
ジという大きな武器なのです。
6人の場合は、「融資が組めれば、不動産
は買える」という認識が、不動産投資をは
じめるきっかけになっています。
もちろん、大きな借金をすることに不安が
なかったわけではないでしょう。
第1章でドンペリ大家さんが、20代の若者
が不動産投資を行うメリットとして「時間
を味方につける」ことを挙げましたが、時
間に対するレバレッジという考え方もでき
ます。
「時間を短縮する」ということです。
20代投資家であれば、ほかの年代よりも早
く投資がスタートする分だけ有利になるこ
とは第1章で説明があったとおりです。
自分の時間やお金も比較的自由になること
から、城山さんや田中さんのように自己投
資金を増やすことができます。
といっても、物件取得費をすべて現金で貯
めていくとなれば、それこそ何年もかかっ
てしまいます。
融資というレバレッジをかけることにより、
100万円の自己資金でもその何倍ものお金
を融資で借りることができます。
さらに自己資金が0円でも全額を融資で借
りることが可能な場合もあります。
つまり、コツコツと貯金をしていく時間を
ショートカットできるということです。
その分だけ投資のスピードが増します。
これが「時間のレバレッジ」です。
西田さんや佐藤さん、ドンペリ大家さんは、
区分所有マンションから1棟ものへ投資方
法を変えていますが、区分所有マンション
に比べてより大きなレバレッジをかけられ
る1棟ものにシフトすることによって、よ
り多くの収益を得ることができます。
これは「目標を達成するまでの時間をショ
ートカットできる」ということでもありま
す。
不動産の常識と一般の常識
6月 19, 2014
20代で融資を受けている人が周りに少ない
ことが「やっぱり若いとダメなんだ」とい
う思い込みを生んでしまっているだけで、
実際は成功事例は少ないですが20代であっ
ても融資を組むことはできるのです。
20代で融資を成功させるポイントは、同じ
20代で成功した人を見つけて、融資を受け
たリアルなやり方を聞くことです。
どんな物件だったのか、その人の属性、自
己資金、話を持っていった金融機関、金融
機関への紹介ルート、そしてタイミング…
…。
知っておくべき情報は山ほどあります。
しかし、融資情報は刻々と変化しているの
で、今ここで私が20代のための融資攻略法
を書いたところで、数か月後には「再現性
の低い情報」となっている可能性は非常に
高いのです。
もちろんインターネットで手軽に知ること
もできません。
そのためには自己投資を行い(法則3)、
メンター、仲間などから情報を得る(法
則6)必要があります。
こういった生の情報は、自分の足を使って
しっかりと集めていきましょう。
繰り返しになりますが、融資を通すのは決
して無理難題ではないのです。
そしてもうひとつ、これは年代に関係あり
ませんが、“常識の壁”でお金を借りるの
が難しい場合もあります。
ドンペリ大家さんの場合では、奥様が「借
金は悪」という考えでした。
それが世間では常識です。
その常識にとらわれて借金ができない人も
いるしょうし、ドンペリ大家さんと同じよ
うに家族から賛同が得られにくいこともあ
るでしょう。
しかし私は「家賃収入を生む不動産を買う
ための借金はいい借金」だと認識していま
す。
この考え方は世間一般から見ると非常識か
もしれません。
しかし、不動産投資家のあいだでは、こち
らのほうが常識なのです。
不可能を可能にする不動産投資術とは
6月 18, 2014
「レバレッジ」の力を活用する
20代のうちは、「何か」をはじめるにして
も、貯金もあまりないのが現状でしょう。
6人も、最初は全くといっていいほど貯金
はありませんでした。
節約に節約を重ねて自己資金を捻出した城
山さんや田中さんの例もありますが、それ
でも全額を自己資金で賄おうとしていれば、
いまだに物件を取得することはできていな
かったかもしれません。
少ない資金で不動産を購入することを可能
にしたのは、「レバレッジ」の力です。
「レバレッジ」とは「てこ」の意味です。
「てこ」の力を使うことで、本来の自分が
持っている以上の力を発揮することができ
ます。
少なからずリスクもありますが、リターン
も大きく、自分自身が努力した分だけ、し
っかり収益と資産が増えていくのです。
それが不動産投資の魅力です。
不動産投資ににおける「レバレッジ」、そ
れは改めていうまでもなく金融機関による
融資のことです。
サラリーマンであれば、勤務している会社
の信用を使って、融資が組めてしまうので
す。
「20代では銀行からそんなにお金を借りる
ことができないのでは?」
と思うかもしれません。
正直いって簡単なことではありません。
確かに信用が高く収入も多い中高年世代と
比較すれば、20代で融資審査を突破するの
は、決して簡単でないことは事実です。
西田さんは不動産投資をはじめた当初は入
社2年目で年収407万円ということで、融資
の審査になかなか通りませんでした。
それでもあきらめることなく挑戦した結果、
1回だけでなく2回も融資を受けることがで
きました。
城山さんもいくつもの金融機関に断わられ
ながらも、あきらめずに数多くの金融機関
にあたることで、最終的に融資を引き出し
ています。
少なくとも彼らは「融資を受けて、不動産
を購入することができた」のです。
愚痴ったー仲間にはならない!
6月 17, 2014
ここで仲間をつくるときに気をつけていた
だきたいことが2つあります。
ひとつは、不動産を購入できないというネ
ガティブなことを共感し合わないことです。
物件を取得するための情報交換、現在取り
組んでいる問題への対策など、あくまでポ
ジティブなことを共有することが大事です。
メンターならずとも一歩先を行く投資家の
行動は、自分の近未来の姿と重ねることが
できます。
仲間を多くつくることにより、より多くの
成功イメージをつかみましょう。
それが次の行動の指針になり、
「今度は、これをやってみよう」
と、前に進んでいくモチベーションになる
のです。
2つ目の注意点が仲間同士で不動産投資の
「結果」を比較しないことです。
勘違いしてほしくないのは、「不動産投資
に勝ち負けはない」ということです。
確かにライバルとなるような仲間を持つこ
とで、自分のモチベーションをあげるのは
いいことです。
ただし厳密にいえば、どんな不動産投資家
であっても、属性や物件、購入条件などは
すべてバラバラです。
似ている部分はあるかもしれませんがまっ
たく同じ人はいません。
物件規模の大小や家賃収入の多い少ないな
どの安易な「結果の比較」はやめましょう。
自分で物件を所有したときからが、不動産
投資家としての人生のはじまりです。
不動産を所有したら、次は経営者としての
実績を積んでいくだけです。
それがまた次の不動産購入へもつながります。
予期せぬハプニングもあるかもしれませんが、
そのハプニング自体が不動産投資家としての
自分を成長させてくれるものなのです。
他人と優劣を比べるのではなく、情報を共有
し、どうやって投資を実現させるのかを考え
て、自分の成長を楽しめる環境をつくり出せ
るよう考えていきましょう。
それができれば、おのずと結果はついてきま
す。
人によって道のりも違いますので、単純に結
果だけを比較するのは絶対にやめましょう。
モチベーションの源泉を持とう
6月 16, 2014
やり方が無数にあり、そのなかから常に自
分自身で選択を迫られる不動産投資をたっ
たひとりで行うことは、つらく厳しいこと
です。
なかなかモチベーションが続かないのも無
理はありません。
そこで大切になってくるのは「仲間」をつ
くることです。
同じ価値観を共有して、時にはライバルと
なるような仲間と定期的に会ったり、SNS
で交流したりするのが、モチベーションを
維持するのに有効です。
第2章で登場した6人もインベスターズギル
ドなどの不動産投資家同士の集まりに参加
することによって、情報を共有するだけで
なく、不動産投資に対しての情熱を維持し
ています。
例えば城山さんは、不動産投資のセミナー
に参加すると必ず懇親会に参加して、単な
る先輩大家、後輩大家という関係から、と
もに自己成長できる仲間を増やしました。
田中さんは志を持った仲間と価値観を共有
することの素晴らしさを語っていますし、
西田さんは「不動産投資の仲間から常に刺
激を受けて、チャレンジ精神が出てくる」
と言っています。
佐藤さんの場合は、不動産投資では一歩先
行く大学時代の友人を一方ではメンターと
して尊敬しながらも、もう一方ではライバ
ルとして
「こいつにできるなら、
自分にもできるはず」
と自信を奮い立たせています。
このように仲間をつくることによって、モ
チベーションを維持する環境をつくり出す
のも、不動産投資家として重要な条件にな
ります。