口座開設して本当に使うのか?

口座開設すると「今なら◯回まで振込手数料タダ」「キャッシュカードを○○柄にできます」という謳い文句。銀行もお客様の獲得に必死なのです。

しかし当の銀行員はというと感情的に揺さぶられるキャッチフレーズには身じろぎさえしません。それよりも「口座の数」とその使い方のほうに重きを置いています。

銀行員は口座をいったいいくつ持っているのでしょうか、そしてその使い方とはどんな方法なのでしょうか。

よく、お金が貯まらない、という人の相談を受けると、ご自身がいくつ口座を持っていて、それぞれ何の目的でつくっているのかを答えられないケースがほとんどです。
 同じ銀行で、通帳を何冊も持っている人もけっこう多いです。
 あなたも、心当たりはありませんか?

 銀行員は、必要のない口座をむやみにつくったりはしません。
 どうしているかというと、目的別に3つだけ口座をつくります。
 その口座は以下の3つです。

 ①給与振込口座
 ②支払口座
 ③貯蓄用口座

 たった、3つの口座だけです。
 ここで、給与振込口座と支払い口座を分けることがポイントです。

 銀行員は、たいていこの二つを口座だけでなく、銀行まで別にしています。
 それは、一緒にしておくと、お金の出入りのすべてを勤務先の銀行に把握されてしまうからです。銀行員でない方は、銀行まで分ける必要はありませんが、口座は分けてつくってください。
 
 銀行員は、この3つの口座を使ってお金の流れをつくっていきます。

(以上、“銀行員だけが知っている お金を増やすしくみ(集英社)”より抜粋)


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