クレジットカードは1枚だけ

クレジットカードをAmazonで利用するユーザーは多いでしょう。学生でも、審査に通れば持つことができるので、JCB、VISA、JACCSなどのクレジット各社は、ポイント還元などの様々な特典をつけてくれています。

するとAmazonで買い物する時にはリーダーズカード、楽天だったら楽天カード…というように複数持つ事にもなりがち。

ポイント還元という「おまけ」とクレジットカード利用の関係、銀行員ならどう見るのでしょうか?

②カードを試用するたびに消費行動がデータ化され、情報として蓄積されてしまう。

 いつ、どこで、何を買って、いくら払ったのか。
 どんな店で、何を食べたのか。

 多くの情報を把握したカード会社は、それに応じて販促活動を行います。

 よく外食をする人には、新規オープンのレストランのお知らせを。
 デパートで化粧品を買った人には、コスメフェアのDMを。
 ワインを買った人には、ボジョレー・ヌーヴォー予約販売の告知を。

 あなたの行動は、企業によってマーケティングされているため、魅力的なお誘いのDMやメール、電話などが的確に届けられます。そして、それを見て、またついつい買ってしまう……、そんな消費の連鎖が続くことになります。
 本当に欲しいもの、必要なものならいいのですが、DMで勧められて、それまでは考えてもいなかったものを買ってしまった、という人は、カード会社の思惑のままに動かされているということになります。

 お金を貯めたい、増やしたいという人は、そのような消費行動は絶対に避けなければいけません。

(以上、“銀行員だけが知っている お金を増やすしくみ(集英社)”より抜粋)


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