「P/L B/S」を個人の家計にも

「P/L B/S」とは何かというと、簡単にいえば「P/L」=損益計算書、「B/S」=貸借対照表といえます。

難しいと思われるかもしれませんが、これは私達個人の毎日のお金の出入にもバッチリ応用できるのです。

「P/L B/S」を個人の収支に活用するのは、お金を増やす第一段階として必要不可欠なものだといっても過言ではありません。

なぜなら、今の自分の資産状況について、否が応でもしっかり把握させてくれるから。

B/Sをつくると、「あれ?意外に純資産が少ないな……」ということに気づく人が多いと思います。それに気づくことが重要です。
気づいたあとは、純資産を増やそうとして、日々の行動が変わります。
今までの収支と支出をコントロールすることで、一定の「お金の流れ」をつくります。

その流れはたとえわずかであっても構いません。重要なのは、「お金の流れ」をつくり、絶やさないことです。(図7参照)
そうすると、そのお金がB/Sの資産に貯まり、一定の金額になったところで、資産からさらにお金が生み出されるようになってきます。

こうなったら、もうこっちのものです。
P/Lでお金が確実に貯まっていく流れをつくることができれば、資産は、増やす方向へ、負債は、少しでも減らす方向へ、どんどん進んでいくでしょう。

(以上、“銀行員だけが知っている お金を増やすしくみ(集英社)”より抜粋)


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