何かとかかる手数料・投資信託

投資信託にはいろいろな手数料が
かかるんだということが、わかって
きたところで、今日はこちらの手数料…。

『最後に信託財産留保額です。

「留保額」とは何でしょうか?

これは、簡単に言うと、投資信託を
解約するときにかかる手数料です。

すべての投資信託にかかるものでは
ありませんが、基準価格の0.1%かかる
ことがあるようです。

「中途半端な時期に解約する」ことの
迷惑料、といった位置づけのものです。

以上の3つの手数料が、投資信託に
かかってくる費用です。

実際にどのくらいの費用がかかるか、
計算してみましょう。

100万円の投資信託を始めた場合、
まず手数料として多い場合には、3.0%
程度を支払うことになりますので、
実際の運用額は97万円でのスタートと
なります。

投資額100万円-販売手数料3万円=
運用額97万円 (マイナス3万円)

始めた時点で、最初の100万円からすると
3万円のマイナススタートです。

そして1年後には信託報酬として、また
1.6%差し引かれるとしたら、運用実績が
その3.0%+1.6%を上回る水準でないと、
マイナスのままということになります。

つまり、最初の100万円よりもプラスに
するためには、4.6%以上の運用利回りが
必要になります。』

(以上、長岐隆弘 著

『銀行員だけが知っている
お金を増やすしくみ(集英社)』

より抜粋)


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