質実剛健だけどルックスに…?

【質実剛健だけどルックスに…?】

「銀行員」というとさて皆さんはどんなイメージを持たれるでしょうか。

真っ黒の髪を七三分け、地味で無難な銀縁のメガネ、そして、まだ就活をやっているのかと思うような地味なスーツにネクタイ……。

社会人となって収入があれば、スーツやドレスシャツ、ネクタイにもおしゃれをしたいところ、「銀行員」は真面目一徹……と思いきやちょっと違うようです。    

『髪型については「銀行員カット」というものが存在するくらいです。

 たいていの銀行では、新入社員研修の初日、銀行お抱えの理容室で強制的に、みんな同じような髪型にされてしまいます。 

 だから、銀行員というのはおしゃれとは程遠いイメージがあると思います。

 

 でも、実は銀行員には「見た目にこだわる」人が非常に多いのです。

 信じられないとは思いますが、髪型や服装がいじれない分、靴や時計などの小物には、とことんこだわっているのです。

 どうして、銀行員は見た目にこだわるのでしょうか?

 それは、銀行員は、「見た目が9割」ということをわかっているから、です。

 身につけているもので、その人の信用度や印象がガラッと変わることを、業務の中で何度も経験しています。

 大きな金額をやりとりする富裕層のお客や企業経営者は、身につけているものにこだわりのある人が多く、見る目を持っています。

 そんな人たちに見下されたりしないように、銀行員自身も、できる限り見た目をよくするためにお金をかけているのです。

 そこにかけたお金は、お客からの評価や信頼という形で、必ずリターンがあることを銀行員は知っています。』

 

(以上、長岐隆弘 著 『銀行員だけが知っている お金を増やすしくみ(集英社)』より、抜粋)

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