固定費を節約したい!
3月 22, 2014
固定費というのは、毎月必ずかかる費用のことですが、皆さんは月々どういうものに「必ず支払い」をしていますか?
「必要だからどうしようもない!」というものに、「光熱費」「食費」「車や携帯の維持費」「保険料」「返済」などがありますよね。
収入が限られるならどこかで節約しないとお金は貯まりません。
そこで、こうしてみてはいかがでしょうか……?
『毎月かかる固定費とは、住宅費(家賃または住宅ローン返済費用)、水道光熱費、自家用車があれば、その維持費などのことです。
これは、ほぼ毎月、決まった金額になると思います(エアコンの使用の多い時期には、光熱費がおおくなることもあるでしょうが)。
この口座に、収入の40%を上限としてお金を移します。
30万円の手取りの人だったら、ここに12万円が入ります。つまり、その範囲の中で固定費が収まるように、家賃や駐車場代などのバランスをとる必要があります。
固定費は変動が少ない=節約できる余地がない、ということになりますので、最初の段階で40%を超えることがないように、注意してください。
銀行員は、この鉄則をしっかり守っています。住宅費には、あまりお金をかけません。
社宅が充実しているから、という特殊な事情もありますが、家を買うにしても流行の高額物件などに手を出す人は少なく、郊外の手頃な価格の家を買ったり、親との二世帯住宅を建てたりする人がほとんどです』
(以上、長岐隆弘 著『銀行員だけが知っているお金を増やすしくみ(集英社)』より、抜粋)