自己投資の方法とは
3月 20, 2014
【自己投資の方法とは】
自己投資の方法というと、簡単に思いつくものといえば、習い事をする、資格取得する、美容や健康に気を付けるといったものではないでしょうか。
では、人が生きていくのに絶対に必要な「お金」を増やすためには、どんな自己投資が有効だと思いますか?
「銀行員」の場合には、こんな感じになっています。
『銀行員は、多数の金融商品を取り扱うという職業柄、多くの資格を取ることを求められます。
ファイナンシャルプランナー、金融商品証券外務員、証券アナリスト、貸金業務取扱主任者、宅地建物取引主任者など、数え上げればキリがないほどです。
それらの資格を取るたびに評価ポイントがついて、昇進につながっていく、というしくみになっています。
会社から命令されて、資格取得のために休日返上で猛勉強しているように見えますが、はたから思うほど、イヤイヤやっているわけではありません。
なぜなら、その勉強をすることに、あるメリットを感じているからです。
そのメリットというのが、「自己投資」です。
自己投資というのは、投資効率がいいと言われています。例えば読書の習慣がある人は、それだけで読まない人よりも成功しやすいというものです。
銀行員は、熱心に勉強しているので、どの金融商品が「買う側にとってトクなのか?」「売る側にとってトクなのか?」を熟知しています。
もちろん、それは業務上必要な金融知識を得たり資格を取るためなのですが、そうして得た知識や資格を、自己投資にも活用しているのです。』
(以上、長岐隆弘 著 『銀行員だけが知っているお金を増やすしくみ(集英社)』より抜粋)