収入と貯蓄の比率って?

収入があれば支出があるのは当然ですが、貯蓄や投資に回す人も多いことと思います。

しかし、いったい収入の「何割」を貯蓄に回せばいいのか、がわからない人もいるのも確か。

あまりにも貯蓄ばかりに精を出しても、衣食住を必要量揃えないというのであれば、健康などを害し、かえって医療費でかさみます。

では、いったいどれくらいの比率で貯蓄すればいい?

『収入があったら、まずは貯蓄、だといいました。

 これは、できれば毎月、自動的に引き落としされるように設定しましょう。

 自分で銀行へ行って、お金を下ろして別の口座に移す……というのは、毎月となると大変ですし、他の用事が入ったり、忙しかったり、面倒になったりして、途中でやめてしまう、なんてことになりかねません。
 自動振り込みをやってくれる銀行もありますし、ネットバンキングなら、もっと手軽にそういった設定ができる場合もあります。

 貯蓄する金額は、全体の10%を最低ラインと決めましょう。

 手取りが30万円の人なら、3万円以上を貯蓄に回します。

 最初は張り切っているので、どうしても、もっと高い金額を貯金しようと考えてしまいがちですが、ムリな金額はどこかにしわ寄せが来て、結果、失敗につながります。

 なので、まずは10%から始めてください。
 これでいいのかな? と思うくらいの金額で、長く続けることが、成功するコツです。』

(以上、『銀行員だけが知っているお金を増やすしくみ(集英社)』より、抜粋)


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