預金通帳を紛失!は、ないけれど
3月 14, 2014
【預金通帳を紛失!は、ないけれど】
預金通帳を紛失するなんて事態が起こったりしたら、これは誰だってかなりの動揺ものです。
そういう時には、預金通帳を再発行してもらうということになるのですが、銀行員の場合は紛失どころか、「毎日◯◯している」のです。
その「◯◯」とはいったい何なのでしょうか?
『銀行員は仕事がら、通帳記入を手軽にできるということもありますが、毎朝出社するとすぐに記帳をして、残高を眺めている人がとても多いのです。
通帳大好き! とまで言う人が、本当にとても多いです。
今では、ネットバンキングがかなり普及しています。
使い方も決して難しくはないので、これを利用すれば、毎日、お金の出入りと残高の記録を確認することができます。
この「記録をつける」ということが、お金を貯めるコツとして非常にオススメなのです。
数年前に大ブームとなった、レコーディング・ダイエットというダイエット法があります。『いつまでもデブと思うなよ』という本の著者・岡田斗司夫氏は、この方法で30キロの減量に成功しています。
レコーディング・ダイエットでは、毎日の体重を記録することが欠かせません。
逆に言うと、毎日記録するだけで、体重が減っていくというダイエット法です。
これと同じで、何か数字的な達成を目指すときには、「記録をつける」ことがとても大切です。
例えばマラソンランナーは、走った距離や心拍数を記録して、それを、より速く走るための戦略に生かしています。数字によって人は励まされますし、そこに何かを発見することもあります。
お金を貯めるときも、結局、おなじことなのです。』
(以上 長岐隆弘 著 『銀行員だけが知っているお金を増やすしくみ(集英社)』より抜粋)