不動産投資の判断基準をどう持つ?
6月 10, 2014
物件の判断基準には、どのような投資手法
なのかをはじめ、自分の属性や与信、ター
ゲットとするエリアなどさまざまな要因が
からんできます。
そのなかで自分に合った投資のやり方で、
自分の基準をつくっていくのです。
Aさんにとって良い物件が、Bさんにとって
良い物件であるとは限りません。
Cさんが満室稼動させている物件を、Dさん
も同じように満室で経営できるとも限らな
いのです。
一番危険なのは自分に合っていない基準と
知らずに、他人の受け売りの基準で判断す
ることです。
ほかの人が言っていることも参考にしつつ、
あくまで自分の判断基準をもとに冷静にジ
ャッジすることが重要になってきます。
基準のつくり方は、これまで説明してきた
法則の順番どおりです。
自分のお金の価値感を改め(法則1)、家
賃収入はいくらでどの程度の規模の物件を
購入したいか、得られる生涯資金はいくら
になるかなど、自分がどのようになりたい
のかを具体的にイメージして(法則2)、自
己投資を行って、不動産投資を学びます
(法則3)。
とくに重要なのは、法則3です。
不動産投資を学ぶことで、投資手法や物件
の種別などの知識を得ていろいろな指標が
理解できるようになり、自分なりの物差し
を持てるようになるのです。
自分の判断基準を、明確に持っていれば、
その基準に合うか合わないかをジャッジす
ればいいので、おのずと決断はスピーディ
になります。