「闇雲」では足元をすくわれる

20140609 キャッチ

初心者が最初に陥りやすいのが、たくさん
出版されている書籍がどれも正しく見えて
しまい、そのパターンをすべて真似しよう
としてしまうことです。

うまくいかない原因には、多くの外部要因
が考えられます。

その情報をひとつひとつ分析し、自分がで
きる不動産投資を理解することが「判断基
準」になります。

そのパターンが自分でできるかどうかを判
断し、自分でできることだけを押し進める
ことが一番の近道なのです。

もうひとつ初心者にありがちなのは、物件
取得を焦るあまり、物件情報を見ただけで
買う気満々になることです。

とくに価格帯が値ごろだったり、表面利回
りが高かったりする場合によくあることで
す。

「とにかく購入したい!」と考えるのでは
なく、自分の判断基準がしっかりできるま
では、時間をかけて調査を行ったほうがよ
いでしょう。

あえて「購入しない」という決断をするこ
とも大切なのです。

自分が希望するキャッシュフローを得るた
めには、どの規模の物件をどのエリアで、
いくらで購入すべきなのか。

その物件は築何年で、家賃収入はどれくら
い見込めるのか。

修繕費や管理運営費がどれくらいかかるの
か。

その物件の条件だけでなく、物件を購入す
るために必要な自己資金や融資の条件はど
うなのか。

例えば「利回りの高い物件が欲しい!」と
考えたとしても、

「利回りは高いが空室率も高い」

もしくは

「利回りは高いが修繕費も多くかかる」

など、その物件に利回りが高くなる「理由」
があることがほとんどです。

その「理由」が受け入れられるものなのか、
そうでないのかは、その人の判断基準によっ
て変わります。

田中さんの場合も、自分なりの「判断基準」
を持つことに成功しています。

ですが、やみくもに物件を購入するのではな
く、自分の判断基準ができるまでは「断る」
という決断をして、最終的に納得のできた物
件を購入しています。


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